午後1時に7/28日から先祖の御霊の供養のためふるさと択捉島へ行っていた墓参団が根室港にもどりました。
今回は天気も良かったらしく皆さん日焼けした顔で船からおりてきました。
海もベタなぎで航海中にクジラをまじかでみることができたようです。
写真を頂くことになってますので、入手しましたら写真をこのブログにアップしますね!
根室半島の先端ノサップ岬と北方四島歯舞群島の水晶島の間でもクジラやイルカを見ることができます。ラッコもいます。
動物達には国境はありません。
一日も早く自由に故郷の島々へ行き来できるよう元島民の皆さんと一緒に頑張らねばなりません。
7/28の出港前の記念写真です。
墓参団一向を見送る元島民のみなさん。
根室港に戻ってきた北王丸(北海道の漁業取締船)
道、市の関係者の出迎えをうけ下船する墓参団!お疲れ様でした。
2008年07月31日
択捉島へ行っていた四島墓参団が戻りました。
2008年07月28日
医療研修者との交流会
先週は、青少年の受け入れ、長期日本語研修の方々との交流会と事業が続き、いささかメンバー一同疲れがたまってましたが、交流会がはじまれば、エンジン全開です
食事をとりながら、料理の作り方やそれぞれの家族の話など身近な話題で話も弾みました。
動物や果物などの絵を描き何であるか当てる「絵スチャー」ゲームで盛り上がり、とても楽しいひと時となりました。
医療研修の代表の方からビザなし交流で日本に来たこともあり、四島に多くの日本人が交流で来ていることはわかっていたが交流事業には参加していなかった。
今日のような交流、温かいもてなしを受けたことがとても嬉しかった。、これからは、日本人の皆さんとの交流にも参加し、皆さんが島にこられたときには、歓迎する。」と挨拶がありました。
小さな活動ですが、一人でも多くロシア人と交流を深め、お互いを理解し良い関係を築いて行ければと思いました。
2008年07月26日
今年から元島民3世、2世配偶者まで拡大!
今年から訪問者の枠が元島民3世と2世配偶者まで拡大され、今回は9歳の男の子がおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に訪問団員に加わりました。
また、中学生の女の子2名もこの枠で参加しており、北方領土返還運動を形骸化させないためにも、次世代を担う子供達が参加できる、この様な新しい取り組みを増やしていくことも必要だと思います。
昨日は、久しぶりの快晴で気温もあがり、故郷の島へ向かう訪問団員の表情がとても明るかったことが印象的でした。
2008年07月24日
eメール
墓参のため故郷色丹島を訪問していた一行が元気に根室港に戻りました。
この数日間根室は天気が悪かったのですが、色丹島の方は、雨も少なく皆さん少し日焼けした様子で戻ってきました。
北王丸で根室港に戻った北方墓参団
団長の得能さんから色丹島の方が我々にE-mailを出しているがエラーメールになり返事が出せないと言っていたという話がありました。
実は、昨年一年間こちらかのメールもエラーになっていて、プロバイダーに調べてもらったりいろいろチャレンジしましたがだめで、今年の春、エラーメッセージがロシアのブロバイダーからのものであることに気づき、ロシアのプロバイダーにメールで問い合わせたところ、意図的にブロックされていることが分かりました。
こちらからはメールが行くようになったのですが、どうやらロシア側からのメーにもブロックがかかっているような感じです。。。
こんなことがあるのかな???
色丹島の友人にメールで知らせてあげようと思います。
ここ数年の間で島の通信事情も改善されてきています。携帯電話も使えるようになったとう話しもききました。
エネルギー大国になったロシア。四島の生活も急速に様変わりしているようです。
ビザなし交流もこれまでのままのアプローチだけではだめでしょうね。地元の私たちしっかりとした考えをもって取り組んでいかなければならないと思います。
2008年07月23日
青少年交流、日本語習得研修の見送り
朝らからの雨が一時は止んだのですが、乗船の時間ぐらいから雨足が強くなり、慌ただし見送りになりました。
日本語習得研修の10人に交流会の写真とフォトフレームをプレゼントしました。
日本語習得研修の皆さんです。
二度目の研修者もおり結構話ができました。私たちもロシア語の研修が必要かな^^;
2008年07月22日
北方墓参第一陣出発
今年の北墓参の第一陣が今朝根室港からふるさと色丹島を目指して出港しました。
昭和39年からはじまり、今年で31年目(途中中断された期間あり)。
元島民の高齢化が進み、今回の参加者は30名でした。
北海道が窓口ということで、山本副知事も見送りに来てました。
雨の中、出港のセレモニーが行われましたが、傘もささず主催者や来賓の方々の話を聞いていた墓参団のみなさんがちょっと気の毒でした。。。
得能団長さんは4年ぶりの色丹島への墓参の実現を喜んでいました。
船は、いつものロサルゴサ号ではなく道の漁業取締船「北王丸」でしたが、出港寸前に得能団長から山本副知事にビザなし専用船の早期実現を求める要望が飛び出し笑いをさそってました。ジョークの一言でしたが、高齢を理由に島への渡航を断念している方も多いことから、高齢の元島民に配慮した専用船の早期導入は必要だと感じました。
挨拶をする得能団長と墓参団員
ふるさと色丹島へ先祖の供養・墓参に向かう団員。
2008年07月21日
日本語習得研修の皆さんと交流会を
今日は、ビザなし交流事業・日本語習得プログラムで札幌市で一か月間の研修を終え、明日、四島に戻る皆さん10名と交流会を行いました。
初めての企画でしたが、日本文化の体験(神社とお祭り)と昼食交流(お祭りの家庭料理と茶道)を通じて四島在住の皆さんとの交流を深めることを目的に行ったものです。
12時30分過ぎに会場である金刀比羅神社前にバスが到着し、まずは、全員で記念写真を撮りました!
昼食は、根室のお祭り(金刀比羅神社例大祭)の家庭料理を再現してみました。最近は私たちもあまり食べませんのですごく懐かしく、また、美味しかった
ロシアの皆さんも喜んでくれました。
天気も良く神社の額殿で海を眺めながらの最高のロケーションンの中での昼食はグ〜でした!
その後、茶道体験をしてもらいましたが、これもまたすごく好評でした。
一時間ほど食事とお茶を楽しんだ後、たんぽぽのメンバーがロシア人の皆さんの旅の安全を祈願して、御祓いを受け(ロシア人の皆さんにも見学してもらいました)、その後、前田宮司から神社の歴史や御神体を建立された高田屋嘉兵衛の話、そして、8月9日から11日にかけて行われる、金刀比羅神社例大祭の説明をしていただきました。
3時間ほとの短い交流でしたが楽しいひと時を過ごすことができました。
この3連休は、青少年訪問団への食事提供に日本語習得の皆さんとの昼食交流と大忙しでした。
お祭りの料理を楽しむ研修参加者。
なかなかの雰囲気!お茶を楽しむ皆さん
札幌でも茶道体験をされたそうですが、とても喜んでくれました。
宮司さんの説明を聞く研修参加者
最後に神輿を見学し、お祭りの映像も見てもらいました。
2008年07月20日
青少年訪問団を手づくり料理で歓迎!
メニューの相談などで何度も打ち合わせを重ね昨日が本番でしたが、子供達も大喜びで沢山食べてくれたのでホットしています。
お昼のメニューはタケノコが入ったバターライスに薄切りのとんかつを乗せデミグラスソースをかけた「エスカロップ」(根室でしか食べられないメニューです!)、にポテトサレダを添え、シイタケ入りのスープ。
夜のメニューは鶏肉入りのグラタン、いもモチ、ポトフ、サラダ、コメコパン、そしてデザートにメロンとアイスクリーム。
朝9時から準備にかかりましたが、65人分と量も多く、途中、施設の問題ですが電力オーバーで炊飯器が止まるアクシデントもあり、お昼の準備はぎりぎりまでかかってしまいました。
休む間もなく、夕食のグラタン、いもモチ、ポトフの準備でした。
夕食は、19時からでしたので余裕をもって準備ができました。
子供達は、この日行われてた港まつりの「千人踊り」に出たあとでしたので、温かいポトフやグラタンをとても喜んでくれました。(夜はいまでも14、5度と寒い根室なので。。。)
デザートのアイスクリームも大好評でした。
疲れましたが、子供達の笑顔と訪問団の引率者からの感謝とお礼のあいさつでその疲れも吹き飛びました。
おつかれさまでした
昼食後、引率の択捉島の校長先生から感謝のメッセージ
ポトフを準備する大学生ボランティアとニ・ホ・ロの職員。
みんな喜んでくれました!
2008年07月17日
今日は盛りだくさん!!!
ロシア側からの訪問団の出迎えで、青少年のビザなし交流団一行、医療研修の第二陣、そして、市立根室病院で受け入れる人道支援の患者、家族です。
青少年の訪問団は今日から22日まで根室市内を中心に交流事業が予定されています。今回は、期間中に港まつり、盆踊りがあるので、千人踊りや花火大会等日本の文化をたくさん体験できると思います。
たんぽぽでは19日の昼食、夕食をつくり、子供達を歓迎します。
医療研修の第2陣のみなさんも8/2まで市立病院を中心に研修するそうです。
たんぽぽでは、来週交流夕食会を企画します。
人道支援でロシア人患者の受け入れがはじめり5年目になると思います。
今回も択捉島からアンドレイ君がリハビリのためやってきました。
初めて来たときはまったく歩けませんでしたが、今回は、松葉杖を上手につかい、自力で車に乗り込みました。
医療技術者の研修も今年からはじまりましたし、医療を中心に相互に行き来できるような特区構想も検討してみてはどうでしょうか?
青少年の受け入れをサポートするロシア語科の大学達
人道支援事業で市立病院で治療を受ける親子!
医療研修者の皆さん! ズドラーストヴィチェ
2008年07月16日
7/19の青少年の受入に向け缶バッチづくり
2008年07月14日
医療研修の皆さんが四島にもどりました。
6/27から市立根室病院を中心に医療研修を行っていた、ロシア人医師ら6名が今朝四島へ戻りました。
たんぽぽのメンバーも見送りに行きました。
9時出港の予定が一時間近く遅れてしまいましたが、お陰で沢山話ができました。
たんぽぽが主催した夕食交流会をとても喜んでくれました。
次に我々が四島を訪問したときはまず最初に病院に来るようにと言われました。
四島での対話集会はその後でいい。我々も皆さんを歓迎します!と団長さんが言ってました。
嬉しい話です。
前にも書きましたが、本当に、二度、三度と話を重ねることでどんどん親睦も深まるものです。
時間はかかりますが、隣人として交流を繰り返し、お互いを理解し、四島返還の問題についても一緒に考えて行くことが必要であると感じました。
たんぽぽメンバーと医療研修者
すっかり打ち解け、笑顔、笑顔です。
人道支援事業で市立根室病院で治療をうけていた、家族も
この日、一緒に四島へ戻りました。
ダスビダニア!また、会いましょう!
2008年07月11日
自由訪問の第二陣が雨の中帰港しました。
雨がひどかったので、団員の皆さんは迎のバスに乗り込み、早々に記者会見のある千島会館へ移動しました。
島では、天候に恵まれという声も聞こえてましたので、まずは、ひと安心!
2008年07月09日
医療研修の医師らと二度目の交流会
市立根室病院を中心に医療研修を行っているロシア人医師らと、約束どおり(笑)2回目の交流会を行いました。(7/8)
研修も3分の1が終わり、明日は札幌への移動日ということで、前回よりたっぷりと時間をとることができましたので、Jazz Live、七夕体験、ゲームなども企画しました。
食事は、手巻き寿司をメインに、天ぷら、肉じゃが等日本食にしてみました。
ロシアでも海苔を食べる習慣があるようで、最近は、手巻き寿司も食べているそうです。驚きです!
食事が一段落したところで、ジャズグループCAPSのLIVE。ジャズの生演奏は聴く機会あまりないようで、凄く喜んでくれました。
さらに、スペシャルサンクス!演奏のお礼にとロシアの皆さんが、日本語でさくらさくらを歌ってくれました。
一日遅れですが七夕の由来を説明しみんなで短冊に願い事を書きました。
私は現島民ロシアの皆さんとの友情がますます深まるようにと短冊に書きました。
その後、ゲームも盛り上がり、最後に、たんぽぽメンバーで日本の童謡を歌いました。ハーモニーは少し微妙でしたが(笑)
一度よりは二度、二度よりは三度と交流を重ねることの大切さを感じました。
実りある研修となることを祈ってます!!!
自由訪問の第2陣が択捉島へ向け出港
根室市内在住者は2、3名と何ともさびしい状況です。元島民の高齢化も進み市内から参加できる方が少なくなっているのでしょうか?
今回は7/8から11日まで平日日程なので仕事を持つ二世、三世が参加できないためかもしれませんが。。。
ビザなし訪問や自由訪問には市立根室病院の医師が訪問団員の健康管理のため乗船していますが、今回から看護師さんもいくことになったようです。
たんぽぽのメンバーとロシア語の通訳さんです!
記念撮影中の訪問団員
いってらっしゃ〜い
2008年07月02日
タンポポTシャツをつくりました。
2008年07月01日
医療研修で来根中の医師らとの夕食交流会
交流会はたんぽぽの会長相馬さんの新茶屋「お母婆」で行いました。
予定より早く皆さんが来られたため、メンバー一同料理の盛り付けや配膳に大わらわ
ロシア人側から医師、準医師、助産師、看護師ら6名、通訳さん4名、市関係者5名、たんぽぽメンバー5名が出席しました。
お待ちいただいたため、挨拶も短く、すぐに食事。
ポトフ、ハンバーグ、ピラフ、コロッケ、ソーセージ、採れてて新鮮サレダ、豆腐とトマト、果物とボリューム満点!
話も弾み、滞在中にもう一度ゆっくり、お酒も飲みながら食事をすることを約束するなど、盛り上がりました。
とても楽しい一時でした。
日本側訪問団第三陣出発!
国後島のメンデレーエフ空港や択捉島のふ化場の視察やロシア人島民との対話集会を予定しているそうです。
この船には、自然生体系の専門家交流のため国後島へ向かう7名も同船してました。